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淡々と自分の出来事を振り返る22歳女の日記

就活日記②7月終わる3日前に内定がでた話

この記録もしかしたらとんでもない文章量になるんじゃね?って予想されてる。あの時の自分ダメだったわー、とかあの時の面接官マジで意味分からん、とかタラタラ書くと凄いことになりそう。

 

ここからどんどん受けた企業とか面接の思い出をガリガリ打ち込もうと思うけど、私の本格的な就活スタートは3年の9月?とかそこら辺から始めてた。細かく言えば2年の冬ぐらいからよく言われるインターンってやつに参加していた。私は将来の進路に対して超危機感があったから周りよりも早くインターンに参加をしていた方だと思う。

 

インターンに参加した企業は、アプリ会社、看板×IT事業の会社、広告代理店、デザイン事務所・・・結構行ってたかも。私はあんまり、絶対この会社で働きたい!って思うような会社がインターン中に見つからなかったり、ゴリゴリの制作に行くか営業に行くか迷ってたりしてたんだよねー。今は絶対制作会社やデザイン事務所に行きたくないって思うけど。

 

インターンに早い時期から参加して良かったと持ってる。早期選考もあるし、仕事内容を理解できたから。

でも、それと同じぐらい私には早い時期からインターンやらの就活をしていた事による『自信』と『安心感』を感じてしまってた。これが私を苦しめた!!!!!!本当にめちゃくちゃ苦しめた。この2つの要素があったせいで早く決まらない事への悔しさ、悲しさ、惨めさ、焦りが何倍にもふくれあがった。

 

受けた会社とか記憶が曖昧な部分もあるけど印象に残ってる企業や出来事をメインに書いていく。時系列に書きたいけど文章がややこしくなりそうだなー、思い出しながら書くね。

 

【3年9月就活本格スタート】

①大手広告代理店のクリエイティブ職

結構その業界の中では有名な広告代理店。インターンに参加したことにより、早期選考のチケットをゲット。この会社が私の初めて受ける第一社だった。都内のでっかいビルにて、始めての面接。緊張してたのを覚えてるけど、まだ就活を全然甘く見てたな。

 

一次面接は絵に描いたような「スタバでMac開いて仕事してます系ちょい髭長髪メガネ」だった。こんな人本当にいるんだ(私は田舎者だからそんな人普段見ない)と思ったのを覚えてる。面接は緩い会話という感じで逆質問の時「現在の広告は炎上問題や差別的表現で問題になったりと表現に難しさを感じていますが、普段どういったことを気をつけて広告制作をおこなっていますか?」的な事を聞いた気がする。この質問がヒットしたのか凄い勢いで話してくれて、多分私の話す量の2倍ぐらいあったはず。

 

結果、1次面接が通過しクリエイティブ試験を受けた。でもクリエイティブ試験が激ムズで落ち終了。あっけない。

 

【3年12月-4年4月】

②大手WEB広告代理店のアートディレクター職

年内最後のインターンで意気込んでたんだよな~。ちなみにこの会社は私の第一志望になる会社だ!!まあオチは題名がコレだから分かると思う。2日間のインターンに参加。

 

ここで私は財布を忘れて、定期代がなく家に帰れないかもという失敗をやらかす。インターン初日に同じグループの女の子に、泣きそうになりながら「1000円貸してください」って言った時は死にたくなった。その子は良い子で、笑顔で貸してくれた。

 

このインターンは5グループに分かれて課題に取り組み、1つのチームが優秀賞に選ばれる内容だった。1000円札を握りしめて絶対に優秀賞を取ってこの子に恩返ししたい・・・!!と誓った夜であった。結果、私たちのチームは優秀賞をもらった。会社の雰囲気も事業内容も良くこの会社が私の第一志望となったのだった。インターン参加により早期選考ゲット。

 

一次面接、クリエイティブ試験、二次面接、最終面接・・・順調にコマを進めてきた私はこの会社に内定をもらえると謎の自信を持っていた。途中でコロナによって2次面接がWEBになったが、最終面接は対面予定の3月末か4月の頭かで選ぶ事になる。私はこの時4月の頭を選んでしまったが故、コロナの影響でWEB面接になってしまった。これが1つ目の大きなミス。もう1つのミスが最終面接を受かる面接だと思っていたこと。ろくに対策もしないで挑んでしまった。爪の甘さ発揮~~~~。

 

私の面接の決まり文句はいつもコレだった。「私はこの会社に絶対入ると思ってます」

親譲りの無鉄砲・・・・。いや・・・私の弱点、無鉄砲・・・。恥ずかしい話である。逆にこれを言いまくって最終まで来たのが凄い。最終面接は何を聞かれて何を答えたか覚えてない。無我夢中で実感のないモニターを見ながら話してた気がする。

 

私は、ガクチカに書いていたアルバイトの話をして評価してもらいたかったけど、何故か中高の部活の話を聞かれた。私は準備していなかったため、全然うまく話せなかった。結果が出なくても練習に励み部活動に打ち込んだと伝えたら、「なんでそんなに練習頑張ってたのに結果でなかったんだろうね?どうして?」って聞かれた。

 

今思えば、面接官は結果が出ない事への対策・どう行動したか・気持ちの変化を聞きたかったんだと思う。私の「結果が出なくても」の言い方も悪かった。最初、私は動揺して何でそんな意地悪なこと言うんだ?って頭が?????になった。

 

全く手応えを感じずに面接は終了。でも、受かっているような気もしていた。根拠のない自信とはまさにこのことである。2週間経ってメールがきた。不合格の文字。4ヶ月間の頑張りがたった1通のメールで崩れたあの時のショックは大きかった。初の挫折だった。その日の夜は泣きながら友達に電話して、そこから1週間以上毎日このメールを見ては泣いて寝る前に泣いて何にもしなかった。

 

採用人数自体5人と少ない枠だったが、美大でもない私がアートディレクターとして道を歩める良い環境が整っているのがこの企業だった。完全に私の夢は絶たれたと思った。

 

高校からの親友で同じように就活を頑張っていた友達がいた。(この子は私が泣きながら電話した友達)私もその子も社交的でお互い順調に就活が終わると思っていた。その子は4月に大手の不動産の内定を3つ出て終了した。私も一緒に終わるもんだと思っていた。

 

ここから私の地獄が始まる。

 

【地獄の就活/4年4月-6月】

私はこの第一志望の企業の他に大手の企業を少し、それ以外は全くエントリーも説明会も出ていなかった。何にも無い状態からのスタートである。インターンに参加した事のある会社を片っ端からエントリーした。ちなみに、この時期から完全に就活はオンライン化。説明会も面接もオンラインが基本になる。

 

アプリ制作会社/営業職

この会社には本当にお世話になった。2年にインターンに参加した会社だったが、色々なアクシデントと縁でお互いに印象に残っていた。この会社では営業職で面接をして、最終面接まで進んだ。前回の反省を活かして面接を行ったが私には自我がありすぎた。

 

どうしてもデザインをやりたい気持ちを捨てきれず、デザインと営業を頑張りたいと伝えてしまった。それ故、ミスマッチが起きてしまっていると会社は判断したんだと思う。あ、ちなみにこの会社は最終面接の結果1ヶ月待った。

 

結果は不合格でメールできたけど、人事がわざわざ電話もしてきてくれた。結果が遅くなった謝罪と不合格の理由を教えてくれた。優しい人だ、この会社を私はずっと好きだと思う。問題は不合格メールを確認する前に人事の電話に出た私のタイミングの悪さだな。ぬか喜びしたこの感情はどこにぶつけるのが正解だった???????

 

未だに分からん。

 

④ラブグッツのWEBコンテンツディレクター

ラブグッツ、、このまんまの意味の製品を売る会社。ノリと勢いで応募。落ちた。何が起きてこの会社を応募したのか分からん。

 

⑤看板×IT事業会社

この会社もインターンに参加して応募した会社。不思議なことに、全然インターンの時に興味なかった会社も余裕がなくなって必死になると魅力的に見えて内定が欲しくなるんだよな~~あの現象何?

 

2次面接まで進んで、面接官が人を分析するのが得意ですオーラだしてたのが印象的。色々質問されて順調だったけど謎に落ちた。受かってると思ってたからびっくり。でも落ちた理由考えたら受かるわけ無かったわ。

 

ちなみに落ちた理由は、予想だけど面接官の話してる内容が良いからメモを取ってたんだけど馬鹿だからパソコンでメモしてた。うん。メモ取ってるなんて相手は分からないし私は「メモ取りたいです!」なんて伝えて無いし、相手からしたらカチャカチャ俺が話してるのに何してんの?って感じだよね。

 

ここに来てマイペースと自由人が出た。B型よ・・・・。今だけは血液型のせいにしたい。この頃、意味の分からない大ぼけミスが多発してしまう時期であった。

 

ベンチャーのクリエイティブ系企業

就活のマッチングアプリで発見したベンチャー企業。面白そうだな、っていうのと広報系のお仕事も視野に入れていたから応募。

 

とりあえず軽く面談することになった。人事の人はラフな人で2個上というのもありリラックスして話した。話していくと、「君は営業が向いてる」「君はこの会社に来たらすぐに満足して違うって思うよ」「君にはもっと良い会社がある!」って言われて選考に進めなかった。

 

私はこの会社が面白いと思って応募したんだけどな・・・・って思いながらさよなら。

 

アフィリエイト広告事業会社/営業職

必死こいて広告事業会社を見ていたらアフィリエイト広告の会社を見つけた。網無我夢中で何でもいいから広告会社!って思っていた私は、何も分からないまま営業職でエントリ-。動画選考が通ってしまった。2次面接の前に、人事との面談?をした。(何か方向性がマッチしているかの確認と面接のアドバイスのためらしい)

 

始めて人事との選考じゃない形での面談。私が企業研究をちゃんとできていないこと、やりたいことを押し殺して営業で頑張りたい!って言ってたのを見抜かれ「あなたはこの会社じゃなくて制作会社とかがいいんじゃない?」を言われパニック。

 

今だと、色々見えるのに、当時は私は何がしたいのか・私は何を伝えたいのかが分からなくなってパニックだった。

 

そして遂に前代未聞の人事面談で泣き出すという暴走にでた。必死になだめる人事。泣き出す限界就活生。まさに地獄絵図だ。こんな悲惨な様子、目を覆いたくなりませんか???2次面接は一応受けて落ちる。

 

⑦やばい宗教みたいな説明会をしてたイベント会社

唯一、説明会を受けて選考辞退した企業。基本的に説明会に出たら選考に進む私が辞退するぐらいだから、ヤバさが際立っていた。どうしても書きたい。

 

まず基本的に説明会は1時間、長くても1時間30分が相場だ。その中、この会社の説明会は2時間だった。この時点でげんなりしていた。目が怪しくぎらついた笑顔の社長が出てくる。

 

第一声「私はパワポも何も使わず言葉だけで伝えます。絶対に後悔させない説明会にします!」と言った。え、データも見せずに何を語るんだ?大丈夫か??と不安になる私。

 

話した内容はうろ覚えだけど福利厚生が凄いとか(実際に、なんだこれ?みたいな福利厚生があった)プライベートの充実とかそういう話ばっかりしていた。挙げ句の果てになぞの戦争の話になり「生きるとは?」がテーマになって、泣きながら聞く就活生が出てきた(感動の涙?)

 

怖い。この感想のみ。恐怖が勝ってみん就に書き込みしてしまったぐらいだった。

 

⑧通信系事業会社

ひたすら説明会をエントリーしてた時期にIT企業ってだけで説明会に応募した企業。

 

説明会参加者は1次面接免除!って言葉につられた。簡単につられてしまう系就活生だった。ホントにふわっとしか説明会内容覚えてないけど、WEB事業があるし、やる気がある何でも頑張れる就活生が欲しい!って言ってたから選考に進んだ。

 

二次面接は対面。この時期に対面かよ・・・と思いつつ都内に電車で向かう。雨が降り行きの電車は人身事故で3時間かかった。面接ばっくれるか本気で悩んだが、人間としてそれはどうなの?と思い体にむち打って向かった。街中でスーツを来た就活生は全然見なかった。もう体力は0だった。

 

面接会場で1対1の面接。アンケートを書いて「あなたの希望する給料額は?」「あなたは年収いくらほしいか?」みたいのを各欄があった。面接はアンケートをメインに進んで全然質問されない。私はWEB事業に進みたいと伝えると部署の選択は自分ではできなくて、会社が行うと言われた。希望はほぼ通らないとのこと。でも、内定が欲しい亡霊を化していた私は話を必死に合わせようと何でも頑張りますんで~って話した。

 

多分、無理に合わせてるのが伝わったんだな。いやー君は向いてないよ。将来への決意が足りないって言われた。限界就活生、地雷のように爆発するのが早い。

 

思わず聞いた。「人事の方はなんでこの会社に決めたんですか?」すると「僕は転職で入ってきたけど、事業内容には一切興味ないよ。給料と成長で決めた」お前の成長ってなんだよ、とプチ爆発。成長って便利な言葉だな!!!成長って結局何なんでしょうか?使い勝手の良い言葉は時にむかつきますね。

 

一応言っておくと、内定欲しい妖怪になってる私が全て悪い前提で話は進めるよ。

 

「人事の方の思う決意の固い人はどんな人でなんの要素がありますか?」そして人事は「意思決定の強さかな」と答えた。「そうですか、意思決定大切ですよね。私は何でもやりますって伝えていましたが、私はやりたいことがあります。何でも頑張れるわけではないです。私はこの会社じゃないですね。帰宅させていただきます。」と言ってしまった。

 

やっちまった感、でもそれと同じように、何でも良いから内定が欲しいって考え方は辞めようと思った。私は自我が強い、やりたいことがある。そう思った日だった。

 

 

この他にも沢山企業のES出してるし面接もした。今思うと、無我夢中で何も見えてないってやばいなーって思う。しかも自己否定もしだして自信のなさが相手に伝わる。言葉にうまくできなくなる。負のループの完成だ。

 

1社落ちては3~4社の説明会に応募する。駒が減るのが怖い。また1からスタートする体力が無い。良い企業は選考ステップが長すぎる、終わりが見えない。でもこだわりは強い。みんな終わってる就活。月の流れが速い。募集も減っていく。

 

まさに典型的な負の就活生ループにどっぷりハマっていた。どんな私でも行動するのだけは辞めないようにしていた。説明会も面接もエントリーも休まず片っ端からしていた。要領の悪い人間は地道にやってくしかない。逆転勝利は突然起きないんだ。

 

母親や兄弟には「就活は早いもの勝ちじゃないよ、最終的にどうなってるかだよ」「こだわってる人が早く決まるわけがないじゃない!自分のペースでやれば良いんだよ!」って言われたのは救いだった。

 

でも本当に追い詰められると、その有り難い言葉すら届かなくなるんだよね。なんで私は決まらないんだろう、正解は何でしょうか?こればっかり考えてた。